人称.jp

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セミナー・講演

出版に伴い多くの企業から「人称の理解を題材にした講演」の依頼を受けています。

講演内容は、本書「すべてが見えてくる飛躍の法則-ビジネスは三人称で考える-」の内容を元に、問題や課題解決にあたって内容に直面せずに引いて考える、視野を広げて思考することの重要性をお教えすることから始まり、各人称の理解と現場の仕事でこの人称をどう活かしていくかということを、事例と共にお話します。

その際本書で取り上げている「問題が起こった同じ次元で考えていては、その問題を解く音はできない(アルバートアインシュタイン)」は大きなキーワードとして記憶に残ること思います。

講演の内容は、各人称のさらに詳しい解説と、事例へと移っていきますが、現場のスタッフが多い時には「一人称」「ニ人称」の事例を多くお話します。管理職以上が多い場合には「三人称」そして「多人称」思考や視点を持つことの重要性の解説を多く取り入れてお話します。

「一人称」とは自分のしていることを相手がどう見ているかやどう思っているかが分かっていない状態なので、そのレベルではまだ仕事のできる状態になっていないことをしっかり理解してもらうことはとても重要と思っています。 そして最低仕事ができる、仕事に参加できるレベルが「ニ人称」=自分がしていることを、相手がどう思っているかや感じているかを理解しながら仕事に就ける状態と解説します。

「ニ人称」レベルになると社内・社外で仕事を通じて関係する人との間に良い関係が生まれるのでその人の回りでスムーズに仕事が進みます。またサービスや商品開発も顧客目線でできるために素晴らしい成果を上げることができることなどをお話します。

現場の仕事は「ニ人称」で行うことができますが、役職者になると人称はさらに上がって最低「三人称」以上でないとできないということをお話します。

「三人称」思考・視点とは、自分のしていることを相手目線はもちろんですが、その行為を回りの人が見たらどう感じるかどんなふうに見えるかということも同時に意識して判断することができる状態をいいます。そして「三人称」以上のレベルになると視野の広さと共に時間的な経過も判断の基準に入れなければならないことをお話しますが、この辺になると「人称思考や視点」を理解することの重要性にほとんどの方が気付くようになり、講演が終わったとたんからみなさんの会話の中に「人称」という言葉がどんどん聞かれるようになっていき、主催者や経営者の方から感謝いただくことが多いです。

講演の内容はさらに「メタ認知」「人称を使った交渉のしかた」「成功者はこの人称をどんなレベルで使っているか」・・・etc、へと移って行きます。

身近な事例と共に分かりやすくお話しするので、分かりやすく取り入れ易い内容になっていると思います。